あらすじ
「へんな人と暮らしはじめた。お父さんとお母さんが死んだので」——姉夫婦を事故で失ったのをきっかけに、35歳の人見知り小説家・高代槙生は15歳の姪・朝を思わず迎え入れる。翌朝には後悔で我に返り、いつもの人見知りが顔を出す槙生…。新たな暮らしを物珍しげに受け止める朝と、年の差同居の第1巻。
作品データ
- 『違国日記』は何巻まで出ていますか?完結していますか?
- 全11巻で完結済みです。最終巻は11巻(2023年8月8日発売)。続きを待たずに一気読みできます!
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各巻のあらすじ
全11巻のうち11巻分。ネタバレを避け、各巻の導入までを紹介しています。
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1巻2017年11月8日
「へんな人と暮らしはじめた。お父さんとお母さんが死んだので」——姉夫婦を事故で失ったのをきっかけに、35歳の人見知り小説家・高代槙生は15歳の姪・朝を思わず迎え入れる。翌朝には後悔で我に返り、いつもの人見知りが顔を出す槙生…。新たな暮らしを物珍しげに受け止める朝と、年の差同居の第1巻。
2巻2018年5月8日
まだ距離感を測りかねている、女王と子犬のような槙生と朝。卒業の儀式に出るため久々に母校へ足を運んだ朝は、思いがけない一件をきっかけに親友のえみりへ怒りをぶつけ、飛び出すように学校を去る。心をかき乱されたまま戻った朝を待っていたのは、「大人っぽくない大人」な槙生で…。互いの素顔が見え始める第2巻。
3巻2018年11月8日
事故で両親を亡くした朝が、小説家の叔母・槙生の家に身を寄せてから、しばらくの月日が経った。友達のえみりを部屋に呼んだ朝だが、槙生はいつもの人見知りを発動させ、仕事部屋に閉じこもってしまう。突き放されたようで肩を落とす朝だったが、しばらくして戻ってきた槙生は…。少しずつ近づく二人を描く第3巻。
4巻2019年4月27日
「わけあって犬のようなものと同居することになった」——偶然目にした槙生のエッセイで、朝は自分(=犬?)との毎日を綴った文章に出会う。ぎこちないなりに、新しい生活をかみしめる槙生の筆致は柔らかい。そんな中、槙生は朝を伴って5年ぶりの帰省を果たす。元カレの笠町との間柄にも、小さな動きが生まれる第4巻。
5巻2019年12月7日
「姉がさ、日記を遺してたの。朝宛だった」——亡き母・実里は、朝が20歳になったときに渡すつもりの日記を書き残していた。槙生には高圧的だった姉、しかし朝にとってはかけがえのない母親だった実里は、いったいどんな人生を歩んだ女性だったのか。その日記が槙生の手元にあると分かった朝は…。扉が開く第5巻。
6巻2020年8月6日
「朝、なりたいものになりなさい」——口ではそう言いつつ、実里は娘を縛りつけていた母だった。彼女を亡くして世界が開けた1年後、朝は音楽部の冬の発表に選ばれた同級生を眩しく思い、自分も詞くらいはと筆をとってみる…。初めての作品を見せた相手は、小説家の高代槙生だった。「なりたい自分」を探る第6巻。
7巻2021年2月8日
たまたま食事の席を共にした笠町と弁護士の塔野が話題に出したのは、世間が男に強いる振る舞い方。空気を読まない性分の塔野はうまくかわせたが、笠町の方には昔ひどく追いつめられた記憶があった。そのしがらみを手放そうとしている彼は…。自分になれる形はいくつもある、変わり始める第7巻。
8巻2021年10月8日
「あたしはただ、あたしでいたい」——高2の楢えみりには、実は付き合っている女性がいる。だが親友の朝には言い出せずにいた。朝にとって恋バナは男の子の話ばかりで、それゆえ一線を引いてしまうえみり。本当の自分を分かってもらえない苦しさを抱える彼女は…。ありのままでいるためのキャッチボール、第8巻。
9巻2022年4月25日
槙生の家に来てから、1年ともう少し。近ごろ壁にぶつかっている槙生は執筆が捗らず、ぼんやり過ごす時間が目立ってきた。自分に才は無いと悩みつつ、それでも筆を折らない槙生に、朝は「続ける人とやめる人の分かれ目って何?」と問いかける。返ってきた言葉とは…。特別な才が無くとも、明日は自分で選べる第9巻。
10巻2023年2月8日
「なんでそんなに決められるの?あたし、何にも決まんないよ」——高2の秋を迎え、この先の道に迷う朝。目標へひたむきなえみりや千世、光るものを持つ神田とは違い、自分の内側から湧いてくるものが見当たらない。中身が「空っぽ」だという不安に、朝はじわじわと冷えていく…。行く先を探す船が難航中の第10巻。
11巻2023年8月8日
槙生と朝が暮らし始めて2年半、気づけば朝は槙生にとってかけがえのない相手になっていた。姉を失った朝の歩みにどこまで踏み込むべきか悩みながら、槙生は保護者として、そしてひとりの大人として、これから先を見つめようとする。「姉さん、わたしが姉さんの大切なあの子を大切に思ってもいい?」――積み重ねてきた日々の果てに、ふたりの物語がついに幕を閉じる。