「江口さんちの純情サキュバス」1巻 感想(第1〜12話)
この記事には「江口さんちの純情サキュバス」 第1〜12話のネタバレが含まれます。未見の方はご注意ください。
「江口さんちの純情サキュバス」1巻(第1〜12話)の感想です。3話ずつ区切って書いているので、読んだところまででどうぞ!
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第1〜3話
第1話、扉からヒビキが「エロってなんなんだあああ!!」って泣きながら夜道を爆走してて、もう笑いました。最強のエロ漫画家を目指してるのに、編集者のお兄ちゃんに原稿をボツにされたところなんですよ。
「あのっ そこのエロい人!」
走った先の公園で泣いていたのが、サキュバスのミア。角と翼で露出多めの格好を見たヒビキの判定が「ヘンタイじゃねえか」で、かける第一声が「そこのエロい人!」なの、ひどすぎませんか、、、
「…そうか 同じなんだ」
ミアはサキュバスなのに性的な知識がまったくなくて、初めて誑し込みに行った相手に「全然エロくねえよ!!」って怒られたポンコツサキュバス。ヒビキのほうは家庭の事情でエロ帝王学を学んできて知識はあるのに、実際にエロを感じたことがない「感性ED」。
方向は逆なのに、エロが分かってないところは同じ。そこに気づいた二人が手を組むんです。ヒビキは知識を、ミアは身体を提供しあうって、ミアの手を両手で握って提案するところ、言ってることはめちゃくちゃなのに絵面はまっすぐで好きです。
そのまま、公園の段ボールで一週間暮らしてたミアを、ヒビキが広めの2LDKに誘って同居まで決まります。展開が早い! しかもミアが初めて誑し込もうとして、心配してお金までくれた眼鏡の殿方、どう見てもヒビキのお兄ちゃんなんですよね。二人ともまだ気づいてないのがまた笑えます。
「や、やめないで…」
第2話は同居初日。家に着くなりヒビキがエロの講義を始めて、ミアが倒れます。ミアはえっちな言葉を聞きすぎると気絶する体質なんですよ。サキュバスなのに!
しかも夜咲家には、18歳からエロパワーを月に一度家に納める「エロ税」があって、払えないと破門。その期日が明日。公園で暮らしてたのも、お母さんに家を追い出されたからでした。それでもお母さんに認められたいって言うミアがけなげで、、、
そこでヒビキがミアの手を握るんです。手をつなぐのってエロいんでしょ、漫画で見た、って。ミアが「や、やめないで…」ってお願いしたと思ったらまた気絶するの、笑いました。でも初めてのエロパワーの吸収に成功しました!
そこで、ヒビキが「ミアちゃんの身体の相手になるよ!!」って宣言するところ、言い方はひどいのにやってることは優しくて好きです。オチはミアの部屋がSM部屋。もうめちゃくちゃです。
ゆるふわ♥エロ漫画
第3話で、二人が同じ百合ヶ丘女学園の3年生で、となりのクラスだったと分かります。ミア、ヒビキに声をかけられなかったら学校に住もうとしてたらしいです、、、
登校中に出てくるのが、ヒビキの友達でエロ漫画家志望のリオナ。リョナ好きのリオナに、ヒビキの漫画は「ゆるふわ♥エロ(笑)漫画」って笑われて、読んだミアにまで同じことを言われるの、ヒビキがかわいそうで笑いました。
第4〜6話
第4話は新学期。ヒビキとミアとリオナ、3人とも同じクラスになってて、まずそこで嬉しくなりました!
「私もサキュバスだから…♡」
そこへやってきたのが、白髪ロングにカチューシャの転校生・白鳥スミレ。関西一のサキュバス一族・白鳥家の娘で、ミアの夜咲家は関東一。夜咲家と出た時から別の家系もあるのかなぁと思っていましたが早速出てきましたね!
八ツ橋を購買に置いた
そのあとスミレが、父の転勤で来たっていうのは嘘で、本当は夜咲家の勢力を抑えるために送られたスパイだって打ち明けます。急に重い話になるのかと思ったら、今のところの成果が「八ツ橋を購買に置く」こと。何の勢力を抑えたんですか、、、
しかもスミレ、家のやり方には本当は納得してなくて、サキュバス同士で協力できたらいいのに、とまで言います。ライバル宣言してきた子がこれを言うの、いい子すぎません!?
オチは体力測定でのミアの上体反らしと上体おこし。運動は全然できないのに、動くたびに周りの子たちがドキッとしてざわつきます。それを見たスミレがミアの「サキュバスとしての才能」を認めて、ライバルだけじゃなく友達としても仲良くしてほしい、って。ミアの顔がぱああってなってて、よかったねミア、ってなりました。
「スミレのせいでMにおちたんだよ」
第6話ではリオナの中学時代が出てきます。中学のリオナは三つ編みに丸眼鏡の根暗陰キャで、スミレは大人気の生徒会長。接点ゼロだったのに、スミレが後輩に護身術を教えるときの実演台にリオナを使って、ベンチに押し倒したんです。それでMに目覚めた、と。きっかけがひどすぎませんか!?
「ずっと大切な存在なんだ」
リオナ、スミレにちゃんと認識されたくて、眼鏡をやめて、ヘアケアもスキンケアも眉も整えて、笑顔の練習までして垢抜けたんです。3年で同じクラスになってからは、スミレがすぐお腹を空かせることと料理が苦手なことを知って、何度も弁当を作ってあげてた。
「ずっと大切な存在なんだ」のあとに"見守り"を欠かさなかったって続くのは、ヒビキの言うとおりストーカーなんですけど、、、一途なのはものすごく伝わってきます。
第7〜9話
第7話、朝からヒビキとリオナとスミレの3人がサングラスをかけて、ミアの後ろをこそこそついて回ってて、何事かと思ったら「ラッキースケベ作戦」でした。実際にミアにエッチなことをしたらエロが分かるかも、ってヒビキが言い出したのが始まりです。
「スケベをしろよ!!!」
作戦その1は、バナナの皮でミアを転ばせる「すっころびスケベ作戦」。箱いっぱいのバナナの皮を用意したのはスミレで、本人はバナナを食べてるだけっていう、、、しかも転んだのはヒビキのほうで、ミアの上に倒れ込んだのに「だ、大丈夫…?」って普通に心配しちゃうんですよ。
リオナの「スケベをしろよ!!!」、この回で一番好きなツッコミです。
「必要な存在だよ…!」
で、ずっと避けられてたミアが中庭のベンチで泣いちゃうんです。ヒビキにいっぱい無視されて、嫌われたと思ったって。作戦のせいなので、これはヒビキが悪いです。
飛び出したヒビキがミアを抱きしめて、「あたしにとってミアちゃんは必要な存在だよ…!」って伝えます。でもヒビキの心の声は「真のエロを理解するために」でした、、、
植え込みから見てたスミレは「公衆の面前でこんな告白するなんて」って感心してるし、ミアもそれを告白だと受け取っちゃいます。後日、スミレに「知人の相談なんですけど…」って切り出してるのがかわいすぎました。知人じゃないのバレバレです。
「わたしが誘惑されてどうするのぉ」
第8話、そのミアがサキュバス衣装でヒビキの前に出てきて「あなたを誘惑します……っ!!」。表向きは誘惑の練習って言ってるけど、本当はこの前の「告白」の真相が知りたかったんですよね。スミレと話していて、サキュバスなんだから誘惑して本心を確かめればいいって思いついたそうです。
誘惑はどれもうまくいかなくて、逆にヒビキがお手本として、お風呂あがりにベランダで冷やした自分の頬をミアに触らせて、「もっとさわっていいよ?」。冷たくてすべすべしてるのに自分の身体の熱はひかなくて、息ができなくなっていく、っていうミアの心の声のところ、糖度がいきなり上がってびっくりしました!
しかもヒビキ本人は、いつもお兄ちゃんにおこづかいをねだるのと同じようにやっただけ。自分の部屋に逃げこんだミアの「わたしが誘惑されてどうするのぉ」、ほんとにそれです。
「たらしこみたい相手ができたから」
第9話は、ベランダのガラスを突き破って機械が突っ込んでくるところから。乗ってたのはミアの妹のライで、中学一年生にして天才発明家。目的は「お姉ちゃんを返してください!」で、ヒビキのことは初対面で「ゲス女」呼ばわりです。
ミアへの愛情対決でライに負けたヒビキが「まだミアちゃんの気持ちを聞いてないよ」ってミアに選ばせて、ミアの答えは「わたしはまだヒビキさんと一緒にいたいです」。勝ち負けより先にミアの気持ちを聞くヒビキ、ここは本当にかっこよかったです。
そのうえミアが、たらしこみたい相手ができたから、ってライに言っちゃうんですよ。それを聞いたヒビキは「ええええ そうだったの!?」って驚いてて、、、たぶん自分のことだって全然気づいてないですよね、これ。
第10〜12話
第10話、冒頭がいきなりカラーの江戸時代で始まります。吉原の座敷に花魁がいて、その花魁を金髪の女の人が描いている。どことなくヒビキとミアに似ていますが、この2人が誰なのか分からないまま、話はヒビキの家に戻ります。
ライが帰って部屋を片付け終わったところに、今度はコンビニ弁当を持った人がやってきます。第1話でミアが誘惑しに行ったあの人で、ヒビキのお兄ちゃんであるハジメです。
お母さんの地下室
ハジメは、正体のはっきりしない人と妹が暮らすのは心配だから、ってミアのことを知ろうとするんですが、そこで出してきたのがプロフ帳なんですよね。小学校でやってたな~と懐かしい気分になりました
ここでミアが、夜咲家は表向き製薬会社だってことや、お母さんが当主になってからエロパワーを地下にため込むようになったことを話してくれます。その地下の真実を知るためにお母さんに認められたい、っていうのがミアの目的だったんですね。エロパワーを郵送パックで送ってるっていう話には、ちょっと笑っちゃいましたけど。
桜子の恋人、女の人なんですよ
江口家も夜咲家も江戸時代が起源、という流れで、ミアが夜咲家のはじまりを話します。現代サキュバスの祖は、吉原の伝説の花魁・夜咲桜子。冒頭の花魁が桜子でした。
桜子には将来を誓い合った恋人がいたのに、サキュバスの力を後世に伝えるために身請けを受けて、その恋人とは二度と会えなかったそうです。で、その恋人が、冒頭で桜子を描いていた金髪の女の人なんですよ。
この二人、もしかしてヒビキとミアのご先祖さまだったりするんでしょうか!?この二人が出会ったのはたまたまではなく、何か因縁があったのかもしれません...!!
最後にもう一度会うために、自分の絵を描いてほしいって頼んだのが冒頭の場面で、桜子の「最後にあなたに会いたかっただけ…」はそういう意味だったんだと分かって、しんみりしちゃいました、、、
「あたしたち友達なんだしっ」
第11話はお風呂回です!
湯船で「好き…なのかな…」ってまだ迷ってるミアのところに、ラーメンの汁を頭からかぶったヒビキが「あたしもいれて!!」って入ってきます。恥じらいがゼロすぎます!
ガチガチに緊張してるミアに、ヒビキは「気にしなくていいよ!」って明るく言って、続けて「あたしたち友達なんだしっ」。これを聞いたミアが固まっちゃうの、読んでてつらかったです。
「これからもずっと ず〜っとそばにいてねっ」
でもそのあと、ヒビキがミアの両手を取って、ミアと出会ってから毎日たのしい、これからもずっとそばにいてね、って伝えるんです。それでミアは「やっぱりヒビキさんが好き」って自覚します。
湯船にずるずる沈んでいくミア、かわいすぎました!
そこからミアは、あなたに振り向いてもらえるようにがんばります、って宣言するんですが、ヒビキの返事は「ともに…真のエロ求めて…!」でした。全然伝わってないです、、、
「スミレさん 話が違いませんか!?」
第12話、ミアの様子がおかしいのに気づいたスミレが、ヒビキのことを好きになったんじゃないかってずばり当てちゃいます。ミアが「なんでわかったんですか…っ!」って、聞かれてないことまで全部しゃべっちゃうの、隠すのが下手すぎて笑いました(笑)
スミレはミアの目的まで知っていて、ヒビキは鈍感すぎるから諦めたほうがいい、ってはっきり言うんですよね。それでもミアが「今はヒビキさん以外考えられません」って返すと、スミレは「私 協力するっ」って言ってくれます。人間関係の操作が得意で、そのせいで色々壊したこともある、ってさらっと付け足すのはちょっと怖かったです。
なのに一週間後、スミレはずっとヒビキにくっついてるんですよ。トイレにも食券機にもついていって、体育もヒビキと組んでます。ミアの「スミレさん 話が違いませんか!?」には全力でうなずきました。白鳥家のスパイとして邪魔しに来たのかも、ってミアが疑っちゃうのも分かります。リオナまでモヤモヤしてヒビキに八つ当たりしてました。
「ま、負けませんからぁっ!!」
放課後、教室に戻ったミアが見たのは、顔を寄せ合ってるスミレとヒビキ。キスしてるのかと思ったら、ほっぺのご飯粒を取ってただけでした。
でもスミレがもう一回手を伸ばしたところで、ミアがヒビキを引き寄せてほっぺにキスするんです。そのままスミレに「ま、負けませんからぁっ!!」って言って走っていっちゃいます。あのミアがキスまでしちゃうなんて!!
肝心のヒビキは「またご飯つぶついてたかな」って言ってて、ナレーションの「誘惑までの道は遠い」がその通りすぎました、、、
桜子と恋人の話でしんみりしたと思ったら、お風呂でミアが自分の気持ちに気づいて、協力するはずのスミレがヒビキにくっついて、最後はキスまで。この3話でミアの気持ちがはっきりして、すごくうれしかったです!ここまで来てもヒビキだけ何も気づいてないので、いつ気づいてくれるのか、続きも楽しみです!
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