あらすじ
ピアノレッスンへ向かっていた途中、見知らぬ少女とぶつかった金田一咲希。楽譜を拾ってもらい絆創膏を渡された、その少女・及川奏音は耳が不自由だった。壁を作ってしまう奏音にもの寂しさを感じた咲希は、心を通わせようとするうち、彼女の態度も少しずつ変わっていく……。
作品データ
- 『雨夜の月』は何巻まで出ていますか?完結していますか?
- 最新刊は12巻(2026年6月19日発売)で、連載中です。この先も続きが読めます!
- 『雨夜の月』は恋愛百合(女性同士の恋愛を描いた作品)ですか?
- はい。ゆりみる編集部があらすじや公式情報を読んで、女性同士の恋愛が描かれている作品と確認しました。
バックナンバー
各巻のあらすじ
全12巻のうち12巻分。ネタバレを避け、各巻の導入までを紹介しています。
1巻2021年10月1日
ピアノレッスンへ向かっていた途中、見知らぬ少女とぶつかった金田一咲希。楽譜を拾ってもらい絆創膏を渡された、その少女・及川奏音は耳が不自由だった。壁を作ってしまう奏音にもの寂しさを感じた咲希は、心を通わせようとするうち、彼女の態度も少しずつ変わっていく……。
2巻2022年3月1日
読唇術を駆使して周囲とやり取りする奏音は、席が隣になった咲希とのやり取りをきっかけに、少しずつ高校での居場所を増やしていく。妹の凛音と知り合った咲希は、姉に隠し事をするうさんくさい存在と疑われてしまう始末。それでも味方でいてくれる奏音への想いに、咲希はまだうまく言葉を与えられずにいた……。
3巻2022年9月1日
耳の不自由なクラスメイト・奏音への想いに気づいてしまった咲希。奏音が家に泊まりに来たある夜、彼女は将来について「誰の手も借りずに生きられるようになりたい」「誰かにもたれかかれたらいいのに」と、矛盾した思いを打ち明ける。眠りについた奏音の寝顔を前に、咲希の中でもおさえきれない想いが静かに動き出す……。
4巻2023年3月1日
文芸部の顧問・三浦から、夏休みに創作をという決まりを告げられた奏音は、音のない日々になってから感じてきたこと、咲希と過ごしてきた日々を書き記そうと思い立つ。合唱の伴奏を務める咲希は、これまで耳のことで責められてきた奏音の胸の内に触れ、「壁の方が崩れなきゃいけない」と力強く言い放つ。
5巻2023年8月1日
咲希とともに合唱コンクールへ向けた練習を重ねる奏音は、耳を失ってから遠ざけていたはずの夏を、いつしか楽しんでいると気づく。咲希との時間が、自分を明るい方へ導いてくれていると感じた奏音は、かつて自分に刺々しかったクラスメイト・富田の悩みにも、そっと寄り添おうとする。
6巻2024年1月1日
夏休みも残りわずかとなる中、人混みが苦手な奏音を、咲希は花火の見える自宅のベランダへ誘う。何かとお世話になってばかりだと思っていた奏音は、夜空に上がる花火を見つめながら「私も咲希に何か返したい」——そう伝える。その言葉に、咲希はとあるメモを書き記して……。
7巻2024年6月1日
妹の凛音が転入生の千山を連れてきたことは、耳が聞こえなくなってから遠慮がちだった奏音にとっても喜ばしい出来事だった。文化祭の準備が順調に進む一方、なんとなく様子の変な奏音を気にかける咲希。二人きりになった奏音から、この文化祭は将来社会に出るときの試金石なのだと打ち明けられて……。
8巻2024年11月1日
「私が咲希のことを知る番だ」——そう決めた奏音は、綾乃の力を借りながら、咲希の好物のシュークリーム作りに挑む。悪戦苦闘の末にできた菓子に、咲希は意外な行動で応えて……。自身のピアノ発表会の日取りが決まり、誘うべきかどうか思案する咲希の頭には、いつも奏音の顔がよぎっていた。
9巻2025年4月1日
咲希の誘いに応じ、ピアノの発表会を訪れた奏音。「今日の演奏は——奏音のために弾くから!!」と告げられ、咲希が奏でる“月の光”に、そっと胸を熱くする。発表会を終えても、感想をしっかり伝えたいという想いが奏音の中に残り続ける。そんな変わりつつある二人を、じっと見つめる少女が現れてーー。
10巻2025年9月1日
写真部の浜岡から被写体になってほしいと頼まれ、断るつもりでいた奏音は、一人で部室を訪れ浜岡と話し合う。「なぜ写真を撮るのか」という問いに浜岡は誠実に答え、その言葉は奏音の心を動かすのに十分だった。一方の咲希は、ピアノ教室を営む奏音の母・響から、音大への進学を勧められる。
11巻2026年1月1日
浜岡から被写体になってほしいと頼まれた咲希と奏音。だが二人の様子を見た浜岡は、見慣れた制服と見慣れた校内で撮りたいと撮影プランを変更する。音楽室でピアノを奏でる咲希のそばで見つめながら、奏音の胸にこみ上げる想いとは……。撮影を終えたあと、咲希は奏音を昔から知る綾乃から、意外な助言を受ける。
12巻2026年6月19日
苦手な雨降る夜、咲希を気にかけ家まで足を運んだ奏音。ふたりで暮らす日々を本気で思い描き、精いっぱいの想いを示すその姿に、咲希は聞こえないようこっそり自分の気持ちを吐露する。翌日、三浦に悩みの原因を見透かされた奏音は、咲希への気持ちが周りに筒抜けだったことを知り動揺してしまう……。