エロを知りたい二人の、どこまでもピュアな同居生活!
知識はあるのにエロを実感できない漫画家志望のヒビキと、えっちな言葉を聞きすぎると気絶してしまうサキュバスのミア。「真のエロ」を見つけるために手を組んだ二人の同居コメディです! 下ネタは遠慮なく飛び交いますが、二人が実際にしていることは手をつなぐくらい。言葉の勢いと中身のかわいさの落差がこの作品の一番の魅力で、読み進めるほど二人の関係そのものが気になってきます。リョナ好きの友人リオナや関西から来たサキュバスのスミレなど、周りの子たちもクセが強いのに優しくて、いつもにぎやかです! 1巻の終わりには、ミアの心にはっきりした変化が生まれていて、続きを読まずにはいられません。下ネタや妄想の絵が苦手でなければ、ぜひ手に取ってほしい一冊です!
中途半端かな。
正直、ライトノベルとしても、百合作品としても、エロ作品としても中途半端に感じてしまいました。 女の子同士がイチャイチャすること自体は好きですよ。 ただ、この作品からは「女の子同士がイチャイチャしていれば百合」「エロ描写を入れれば読者が喜ぶ」といった意図が見えすぎてしまい、キャラクター同士の関係性や感情の積み重ねが十分に描かれていないように感じます。 特に、恋敵となる生徒会長の人物描写がかなり薄く、物語上重要な立ち位置にいるにもかかわらず、「なぜこの人物がこう行動するのか」という部分があまり伝わってきませんでした。いや目的はわかるんですけどね。 ストーリーの展開もかなり安直で、先の読めないような意外性や、「ここでそう来るのか」と思わせるような展開もほとんどありません。 終盤の展開についても、そこへ持っていくための布石がもう少し欲しかったです。特に生徒会長の性格ついては、設定や人物像をもう少し掘り下げておけば、終盤の展開もまだ納得できたかな。
@楓 川 ⌒ 。 · 2026/10/4とりま入間人間オタクの人間は読んでください
入間人間の百合ラノベと言ったら、安達としまむら・私の初恋相手がキスしてた・人妻教師が(ryという3つを大抵の人は思い浮かべるだろう(あと新作)。しかし目次の時点で、このラノベは只者では無いというのがわかる。ということで、あだしまみたくイチャラブほのぼの系百合を求めている方にはオススメできない(入間人間オタクなら読むべきだと個人的には思うけど……)。あと百合要素は比較的少なめであることも頭に入れておいていただきたい。 小学校の野外学習で山に来た男女6人が魔女に出会い、謎の木の実を食べてもうひとつの命を得る。やがて高校生になったが、その中のひとり、稲村が死んでしまう。その稲村葬式の途中で生き返るところからストーリーが始まる。 この話のポイントはやはり、命がもうひとつあることで各キャラがどのような結末を迎えるか、である。この木の実を食べた人間は、生き返る際に死ぬ間際の願いをもとに記憶や姿形が構築されるのだ。そこで各キャラはどのようなことを望んでいたのか…… とかカッコイイこと書こうと思いましたが、もう嫌になりました。 「もうひとつの命」 この作品を一言で表すなら「藤沢」でしょう。 藤沢は、この木の実を食べた人間のひとりと言いたいところですが、魔女に出会った6人の中で唯一、警戒して木の実を食べていませんでした。ていうかことの発端は、藤沢が倒れている魔女を見つけ、同級生をそこに呼びつけたことから始まっています。そして誰も魔女のことを助けようとしないので仕方なく藤沢が人工呼吸(!?)をして助けてあげたのでした。当時小学四年生の女の子と考えると、とても立派ですね^^ それから本当に色々あるんですが、もうね、藤沢の考えてることがわかんなすぎて大好きなんです。この子はそれ本気なの?みたいなことを平気でやってのけてしまいます。腰塚の話が始まる時点で藤沢は同級生を2人殺しています。その後あと1人殺します。わけあって藤沢は稲村を殺すのですが、その理由が魔女にもう一度会うためなんです。アホか。というふうに、藤沢はクレイジーな女なので、この作品が気に入った方は続編である「もうひとりの魔女」を読むことを強くおすすめします。 フレキシブルな藤沢をどうぞ楽しんでみてください。




