百合成分表とタグの基準

百合成分表とは

作品ページの右上(スマホではタグの下)にある「百合成分表」は、食品の成分表示をまねた6本のメーターです。 その作品がどんな読み味かを、ひと目で見比べるための目安として付けています。

数値は作品に付いているタグから機械的に算出しています。編集部が1作品ずつ読んで点数を付けているわけではありません(読んだ作品だけ例外があります。下の「実測値」をご覧ください)。 そのため、タグの整備が進んでいない作品では実際の読み味より低く出ることがあります。

6つの軸と、効いているタグ

各軸には次のタグが効きます。同じタグが複数の軸に効くこともあります(例:「ほのぼの」は糖度と日常度)。 完結済み・アニメ化のような事実系のタグはどの軸にも入れていません。

糖度

ふたりの関係の甘さ。両想い・いちゃいちゃ・同居・夫婦のような、関係そのものが甘い作品で高くなります。恋愛百合の表示がある作品は1段階足しています。

#ラブコメ#ほのぼの#純愛#同居・同棲#きらら系#ツンデレ#百合ハーレム#夫婦・パートナー

感動度

心を動かされる度合い。片想い・青春・悲恋のように、甘さとは別のところで胸に来る作品で高くなります。恋愛未満の関係でも刺さる作品はこちらです。

#感動#青春#片想い#名作#悲恋

シリアス度

感情の揺れや葛藤・重い展開の度合い。ドラマ・サスペンス・ダーク・ドロドロなど、読む前に少し心の準備がいる作品で高くなります。

#ドラマ・シリアス#心理サスペンス#ダーク#ドロドロ#ホラー#ミステリー#悲恋#終末・ポストアポカリプス#三角関係#ヤンデレ

日常度

日々の暮らしが中心になる度合い。4コマ・部活・料理・旅・温泉のように、事件より日常の時間で読ませる作品で高くなります。

#日常#4コマ#料理・グルメ#部活#田舎・地方#旅#ほのぼの#温泉・銭湯#きらら系

ファンタジー度

現代の日常から離れた舞台・展開の度合い。ファンタジー・SF・異世界・魔法少女・人外・歴史ものなど、現実から遠いほど高くなります。

#アクション・バトル#バトル#魔法少女#スパイ#タイムループ#異世界#ファンタジー#SF#人外・モンスター娘#終末・ポストアポカリプス#歴史・時代もの#悪役令嬢#ミリタリー#デスゲーム

刺激度

お色気・センシティブな描写の度合い。露出や下ネタが持ち味の作品、性的な描写が主題の作品で高くなります。百合ハーレム・ドロドロ・ヤンデレは「関係の生々しさ」としてここに数えています。

#お色気#センシティブ×2#百合ハーレム#ドロドロ#ヤンデレ

数値の出し方

各軸について、その作品に付いているタグのうち軸に効くものを数え、次の4段階に置き換えています。

効くタグの数表示意味
06〜14%成分ほぼなし
152〜60%含有
278〜86%高含有
3以上91〜99%主成分
  • 恋愛百合の表示がある作品は、糖度のタグ数に1を足します(恋愛百合の基準)。
  • 「センシティブ」は1つで2つぶんに数えます。
  • 同じ段の中での数字の差(たとえば 8% と 12%)は、作品ごとに固定の飾りで、読み味の差ではありません。段が同じなら同じ成分量と読んでください。
  • どの軸にもタグが1つも効かない作品には、成分表を出していません。

「実測値」と付いている成分表

編集部が実際に読んだ・観た作品については、タグからの算出ではなく、読んだうえで各軸を 0〜5 の6段階で決めた値を表示しています。 この場合は見出しの横に小さく「実測値」と付きます。

実測値は百合作品全体の中での相対的な位置で付けています。作中に重い出来事があっても、作品全体が重さで読まれる作品でなければシリアス度は低めです。 実測値が付いていない作品は、すべてタグからの自動算出です。

成分チェッカーとの違い

百合成分チェッカー(好きな5作品から「あなたの百合成分」を出す診断)も同じ6軸を使いますが、 こちらは5作品のタグを合計して満点に対する割合を出しており、作品ページの成分表とは計算が違います。作品ページの値を5つ平均しても診断結果にはなりません。

タグの付け方

成分表はタグから算出しているので、タグの付け方がそのまま成分表の基準になります。 タグは約70個の決まった語彙だけを使い、次の3つの方法で付けています。

  • 1. AniListからの変換

    作品データベース AniList の英語タグ・ジャンルを、日本語の語彙に変換して付けています。 多くの利用者が付けた信頼度の高いタグ(ランク60以上・ネタバレ指定なし)だけを使います。 ヤンデレ・ドロドロ・ダーク・感動・純愛・悲恋のような読み味に関わるタグは、原則としてこの方法でしか付けていません。あらすじの印象で編集部が付けると、読んでいない作品に主観が入るためです。

  • 2. 編集部の判定(根拠つき)

    学園・社会人・姉妹・先輩後輩・同居のような設定の事実は、あらすじ・出版社の紹介文に明記されているときだけ編集部が付けます。 「たぶんそうだろう」では付けません。読み味に関わるタグを編集部が付けるのは、実際に読んだ・観た記録がある作品に限っています。

  • 3. 掲載情報からの機械判定

    「きらら系」(きらら系列誌での連載)、「ラノベ」(ライトノベルレーベルでの刊行)、「アニメ化」「完結済み」のように、掲載誌・レーベル・刊行状況から機械的に決まるタグです。

付け間違いは付け漏れより害が大きいと考え、迷ったタグは付けていません。そのぶんタグが少ない作品があります。 個々のタグの基準は、各タグページの「このタグの付け方」に書いています(タグから探す)。

おかしいと思ったら

「この作品のシリアス度が低すぎる」「このタグは合っていない」と感じたら、お問い合わせか、作品ページの「情報修正を依頼する」から教えてください。タグを見直せば成分表も変わります。 読んだ記録のある作品は実測値に切り替えることもあります。